梅毒検査結果について

・TPHA法は現在もしくは過去に梅毒感染歴がある患者様は陽性になります。

・RPR法は現在の梅毒感染の強さの指標となります。

そのため 基本的にはTPHA法 RPR法ともに陽性の場合は現在梅毒感染している可能性が高くなります。
その場合 保険診療が可能な医療機関にて感染力の強さを精密検査で再評価して治療の必要性を判断いたします。

当院での迅速梅毒検査はTPHA法を採用しています。迅速梅毒検査が陽性の場合は、保険診療が可能な医療機関におけるRPR定量法による感染力の評価を行い治療が必要であるか判断することとなります。

RPR法陽性 TPHA法陰性の場合は生物学的疑陽性といい、HIV 結核 慢性肝障害などの慢性炎症疾患や自己免疫疾患 妊娠 高齢者 などで確認されることがあります。
ただし梅毒感染直後はTPHA法が陽性とならない場合があるため RPR法のみ陽性の場合は念のため4から6週後に再検査にてTPHA法が陽性となっていない事を再度確認する必要があります。

2018年6月15日付けの日本感染症学会 梅毒診療ガイドにより梅毒診断方法に一部変更がありました。
RPR陰性でTPHA陽性の早期梅毒や症状を呈さずRPR TPHAの値が上昇する潜伏梅毒の報告が近年増加しています。
そのためRPR(-) TPHA(+) や RPR(+) TPHA(-) の採血結果の患者様でも梅毒感染の可能性を否定することはできません。
当院では、必ず上記結果の患者様は追加の定量検査及び1ヶ月後再度の定量検査を受けていただき梅毒感染の有無を診断させていただきます。
上記対応は2018年9月1日(土)検査受付分より実施を予定しています

判定方法

RPR法TPHA法判 定
感染なし
感染なし(生物学的偽陽性)、まれに感染初期
治療後感染なし、まれに感染初期
梅毒および治療後

※ 説明については簡素化しているため、当てはまらない場合もありますので詳しくは医師にご相談ください。